迷子猫の捜索は雨・台風の日どうする?隠れ場所と探し方のコツ

猫探偵24

 

愛猫が脱走したその日に限って、雨が降りだす。台風が近づいている。——捜索のご相談をいただく中でも、天候の悪い日はご家族の焦りがいちばん強くなります。「雨に濡れて弱ってしまうのでは」「風で飛ばされた物にぶつかっていないか」と考えると、じっとしていられないものです。

ただ、荒天の日の捜索は「探す場所」も「探し方」も、晴れた日とは変えたほうが見つかりやすくなります。この記事では、東京・埼玉ほか関東1都6県で迷子猫の捜索を行っている猫探偵24が、雨の日・台風の日に猫がどこへ身を寄せるのか、そして安全に捜索を続けるための順番を整理しました。

雨の日、猫は「濡れない場所」に移動している

まず見るべきは「屋根のある、狭くて暗い場所」

猫の多くは濡れることを嫌います。雨が降り出すと、身を隠せてなおかつ雨をしのげる場所へ移動する猫が多く、晴れた日の捜索とは当たりをつける場所が変わります。とくに脱走してまもない室内猫は、遠くへ行くより「近くの雨の当たらない隙間」に入り込んでいることがよくあります。

雨の日にとくに確認したい場所

車の下・エンジンルーム(雨が当たらず身を潜められるため入り込みやすい)

室外機の下や裏、給湯器まわり

物置・倉庫・自転車置き場・カーポート

建物の床下、外階段の下、階段の踊り場

ベランダの物陰、エアコンの配管まわり

植え込みの奥(葉が屋根代わりになる場所)

脱走直後の猫がどこに潜みやすいかは 迷子猫はどこに隠れる?室内猫が脱走した時の行動パターン でも詳しく解説しています。雨の日は、そこで挙げた候補のうち「屋根があるかどうか」で優先順位を付け直すとイメージしやすいはずです。

雨音で声が届かない・においの手がかりも残りにくい

雨の日は、こちらの呼びかけが雨音にかき消され、猫のかすかな鳴き声もこちらに届きにくくなります。傘を差していると視界も足元も狭くなり、車の下や植え込みの奥を覗き込む動作がどうしても雑になりがちです。

また、猫は自分のにおいや慣れた道しるべをたどって戻ってくることがありますが、雨はそうした痕跡を流してしまうことがあります。使い慣れたトイレの砂やベッドを玄関先に置く方法をとられる方もいますが、屋根のない場所ではすぐに濡れてしまいます。置くなら軒下やポーチなど、雨がかからない場所を選んでください。猫が自力で戻る力については 猫の帰巣本能はどこまで信用できる? にまとめています。

台風のときは「捜索する人の安全」が最優先

荒天のさなかに無理をしない

台風や大雨のピーク時に外を歩き回るのは、飼い主さまご自身が危険です。強風で飛来物が飛ぶ、街路樹の枝が折れる、看板が外れるといったことが実際に起こります。ご家族が怪我をしてしまえば、風雨が収まってからの捜索ができなくなります。

気象庁は、土砂災害・浸水害・洪水災害の危険度の高まりを地図上で面的に確認できる「キキクル」を公開しています。いま自分のいる場所やこれから向かう場所がどの程度危険なのかが色で分かるので、外に出るかどうかを決める材料になります。お住まいの自治体から避難に関する情報が出ているときは、捜索よりも避難を優先してください。(出典:気象庁「キキクル」)

増水した水路・冠水した道路には近づかない

ふだんは水の少ない側溝や用水路も、大雨のときは一気に増水します。冠水した道路は、水面下でフタが外れていても見えません。「猫が入り込んでいるかもしれない」と思っても、水のある場所を覗き込むのは絶対に避けてください。懐中電灯を当てて遠くから確認する、水が引いてから見に行く、という判断で十分です。

台風の「前」と「後」にできること

接近前:家の中でできる準備を進める

外に出られない時間は、捜索の下ごしらえに充てられます。写真の整理、チラシの用意、SNSの投稿文の作成、聞き込みに回る家の順番決め。風雨が収まった瞬間に動き出せるかどうかで、その後の数時間の密度が変わります。

チラシは 迷子猫のチラシの作り方と効果的な配り方、SNSの使い方は 迷子猫をSNSで探す方法 を参考にしてください。屋外に貼るチラシは、雨で文字がにじむとかえって連絡が来なくなります。クリアファイルに入れる、ラミネートする、掲示させていただく際にひと言お断りする——この3点を押さえておくと、荒天のあとも掲示が残ります。

あわせて、まだ脱走が起きていないご家庭では、台風前の見回りが有効です。強風で網戸が外れる、あおられた窓が開く、飛来物で窓が割れる、といったことがきっかけになります。網戸まわりの弱点は 網戸を破る・開ける猫の脱走対策 に、季節ごとの注意点は 猫が脱走しやすい季節とタイミング にまとめています。避難が必要になったときにあわてないよう、キャリーはすぐ取り出せる場所に出しておきましょう。

通過後:風雨が収まった直後が動きやすい時間

雨が上がったタイミングは、捜索にとって条件が良くなります。理由は3つあります。

① 猫が動きはじめる
雨をしのいでいた場所から出てきて、水や食べ物を探して動くことがあります。物音や呼びかけへの反応も、雨音がないぶん拾いやすくなります。

② 近隣の方が外に出る
片づけや様子見で人が屋外に出るので、聞き込みや目撃情報が集まりやすい時間帯です。「昨日の夕方、うちの物置に入っていた」といった話が出てくることがあります。

③ 隠れ場所が変わる
浸水した床下や倒れた物の下からは移動していることがあるので、通過前に確認した場所をもう一度見直す価値があります。

夜間に探すときのコツは 夜に迷子猫を探すコツ を、集合住宅にお住まいの場合は マンションから猫が脱走した時の探し方 もあわせてご覧ください。

雨の日の捕獲器・保護後の注意点

捕獲器を使う場合、雨天では設置場所の選び方がより重要になります。雨ざらしの場所に置くと猫が近寄りにくいうえ、入ったあとに濡れ続けてしまいます。カーポートの下や軒下など屋根のある場所を選び、設置したら見回りの間隔を普段より短くしてください。使い方の基本は 迷子猫の捕獲器の使い方 にまとめています。

無事に保護できたときは、まず体を拭いて暖かくしてあげてください。濡れた状態が続くと体温が奪われやすく、とくに子猫や高齢の猫、持病のある猫では体調を崩すおそれがあります。食欲や様子に気になる点があれば、早めに動物病院にご相談ください。外にいた期間が長い場合は、怪我やノミ・ダニの確認も含めて診てもらうと安心です。

日数が経ってしまった場合の考え方は 猫がいなくなって何日まで見つかる?日数別の発見率、脱走直後にやるべきことは 猫が脱走した時にまずやるべきこと をご覧ください。

天気が読めない日こそ、早めのご相談を

荒天が続くと、飼い主さまだけで捜索できる時間はどうしても細切れになります。猫探偵24は、東京・埼玉ほか関東1都6県を対象に24時間365日ご相談を受け付けており、即日での捜索開始が可能です。聞き込み・防犯カメラの映像確認・チーム体制での捜索など、猫の行動を知り尽くしたプロがご家族と一緒に動きます。

料金は1日22,000円(税込)〜のキャンペーン価格です。成功報酬はいただかない仕組みなので、費用の見通しを立てやすいのも特長です。費用の考え方は 迷子猫の捜索をプロに頼む料金は? をご覧ください。

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